ロックウェル硬度計ロードセルLC-200R/LC-200RBシリーズ
      
        本機は、従来の重錘方式の間接荷重負荷機構に変え、最新技術を駆使した、ロードセルとモータのリアルタイム・クローズドループ制御方式による直接荷重負荷機構を実現した、次世代型インテリジェント全自動ロックウェル硬度計です。
        従来の10倍の分解能を有するリニアゲージにより、圧痕深さを直接検出し硬度算出を行ないます。
        規格の求める一連の動作をすべて高速・自動で行なう、極めて多機能な究極のロックウェル硬度計です。
      
荷重範囲と試験方法
ロックウェル
ブリネル
特徴
- レバー拡大のウェイト方式に代わるモータ+ロードセルによる負荷方式。
            
- 最新技術を駆使した制御方式により、高速動作と高い荷重精度を実現。
 
 - ISO、JIS、ASTM等各種規格の要求する、異なる試験条件にもすべて対応できる融通自在機。
 - 大容量CPU内蔵で、各種試験条件の設定・変更は多様で簡単迅速。
 - すべてのロックウェル・スケールはもとより、最大187.5kgfまでの軽荷重ブリネル試験にも対応。(LC-200RB型)
 - 圧子軸下降~基準荷重負荷・保持・解除~硬度値表示~圧子軸上昇の一連の動作は全自動。
 - 全ての操作・データ表示は、正面の8色カラー液晶タッチパネル上で行なえ、操作性抜群。
 - 8ヵ国語の言語環境での使用可能
            
- 日本語、英語、ドイツ語、フランス語、イタリア語、スペイン語、中国語、韓国語
 
 - ロックウェル硬度値出力の他、圧子の最大もぐり量検出・出力ができるため、ファイン・セラミックスや複合材等の靭性強度評価には、貴重なデータ提供が可能となります。(LC-200RB型)
 - 多彩な硬度値補正機能を標準装備。
            
- 最大5点多点補正/オフセット補正/円筒凸面補正(mm-インチ切替可能)/球面凸面補正
 
 - 最大2000データまでの大きな記憶容量。
 - 多彩なデータ編集・統計機能。
            
- 測定値の修正・編集/各種統計データ(測定回数、最大値、最小値、平均値、ばらつき、標準偏差、不偏分散)/グラフ表示/ヒストグラム表示
 
 - 試験荷重のkgf単位とSI単位とのワンタッチ切替可能。
 
            測定画面
            スケール選択画面
            機能設定画面
            統計画面
            言語選択画面
            エラー表示画面
仕様
| 項目 / 型式 | LC-200R | LC-200RB | 
|---|---|---|
| 測定原理・方式 | ロードセル式直接荷重負荷・圧子進入深度直接検出方式/最小0.01HR硬度表示(出荷時に設定) | |
| 使用可能言語環境 | 日本語、英語、ドイツ語、フランス語、イタリア語、スペイン語、中国語、韓国語 | |
| 試験荷重 | kgf : 15 30 45 60 100 150 | |
| 照明装置 | 白色LEDスポット照明 | |
| 試料固定アダプタ | 装着可:OPTION(2種類:大及び小) | |
| 試料最大高 | 255mm (10") | |
| 試料最大奥行 | 170mm (6.7") | |
| 機体寸法 | W220×D465×H810mm | |
| 機体重量 | 約100kg(標準付属品含む) | |
| 供給電力 | AC100~240V 50/60Hz(任意外部切替可能) | |
※仕様の詳細はカタログをご覧ください。